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新カテキンで免疫力が復活!

皆さんも、よくご覧になる人気情報番組「ためして・ガッテン!」(NHK)で、カテキンの一種「エピガロカテキン」が体内の免疫細胞マクロファージ(体の御掃除屋さん)の働きを活発にし、感染症などを防ぐ効果が上がり、自身の免疫を倍増させる。という内容を放送しました。

カテキンは高血圧抑制・メタボ改善・抗がん作用・抗酸化作用に効果がある。
ということは、今日まで多くの研究・発表がなされて参りましたが、今回放送された「エピガロカテキン」が免疫力の回復・向上に効果が上がる。という研究成果は新発見とされています。

紅茶成分 ノロウイルス消毒効果 世界初の発見

静岡県環境衛生科学研究所は、紅茶由来成分でポリフェノールの一種「テアフラビン」が、ノロウイルスなどのカリシウイルスに対して消毒作用があることを、世界で初めて発見したと発表した。
今後、食中毒防止対策などへの活用が期待される。
同研究所は2011年度から15年度までの5年間、県新成長戦略研究として県立大創薬探索センターやファルマバレーセンターと共同でノロウイルスの消毒薬に利用可能な薬剤を探索した。
その結果、茶の発酵過程で生じるテアフラビン類にウイルス感染力を大幅に低減させる効果があることが分かった。ネコの細胞を使った実験ではウイルスの感染力が約千分の1になるなど、ヒトノロウイルスの代替ウイルスである3種類のウイルスに効果があった。

テアフラビン類は、紅茶の製造過程でカテキン類2分子が結びついて生成される。紅茶の赤色の元となる成分の一つ。インフルエンザウイルスの不活性化効果や血流改善効果など、さまざまな機能を持つことが報告されている。

紅茶成分「テアフラビン」・骨粗しょう症を抑制

骨粗鬆症

大阪大学が発表した研究によると、紅茶に含まれる「テアフラビン」が、骨を破壊する「破骨細胞」を抑制する効果があることがわかった。

骨の細胞も体の組織と同じように、古くなった細胞は破壊され新しい細胞が再生されています。この破壊と再生がバランス良く働くことで健康な骨が維持されますが、年齢とともに骨を破壊する「破骨細胞」と骨を再生する「骨芽細胞」のバランスが崩れ、骨がスカスカでもろくなり骨折しやすくなります。これが「骨粗しょう症」です。

従来、「骨粗しょう症」にはカルシウムの摂取による骨の再生に重点がおかれていましたが、カルシウムを摂取しても効果が得られない場合は「破骨細胞」の力が強く、骨の再生が追いつかない為であると考え、「破骨細胞」の破壊の働きを抑える事に着目するようになりました。
そしてその骨の破壊を抑制するのに有効な成分が紅茶の中に含まれるテアフラビンです。

「骨粗しょう症」の予防・改善にはカルシウム摂取と同時に、テアフラビンの摂取が有効と考えられています。

「ガレート型カテキン」脂肪・コレステロールを抑制

食事

食事で摂った脂肪は、すい臓から分泌されるリパーゼ(消化酵素)によって吸収しやすく分解され体内に吸収されますが、「ガレート型カテキン」はリーパーゼ(消化酵素)の働きをブロックし、食事に含まれる脂肪の体内への吸収を抑えてくれます。

また、コレステロールは、胆のうから分泌される胆汁の働きによって作られるミセル(微粒子)に取り込まれて体内に吸収されますが、「ガレート型カテキン」はミセル(微粒子)からコレステロールを抜きとり、体内への吸収を抑制し体外へ排出してくれます。

「EGCG(エピガロカテキンガレート)」が、動脈硬化を予防!

運動

(たけしの家庭の医学より)

血管の名医小田原雅人先生によると、加齢と共に悪玉コレステロールは酸化して血管内に溜まっていき、動脈硬化を引き起こしたり、血管の老化を促進したりしますが、「エピガロカテキン・ガレート」には、悪玉コレステロールの酸化を防ぐ働き(抗酸化作用)があり、血管を若々しく保つ働きがあることがわかりました。

また、抗酸化作用が高いということは、老化物質である活性酸素を除去する働きもあるので、血管だけに作用するのではなく、シミ・シワの改善など全身が若々しくいられることへの期待が高まります。

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アフリカ紅茶